多嚢胞性卵巣症候群の症例B
不妊症の症例
T.Aさん(33才)中肉中背 結婚7年目 セカンド不妊(5才 男児あり)
初回来店時
結婚7年目で、第一子は自然妊娠、出産。
6年前にも自然妊娠しましたが、早期流産(原因不明)。
3年ほど前から第2子を希望してタイミング法でトライしていましたが、なかなか妊娠しないため、病院で一通りの検査を受けました。
その結果、高プロラクチン、高LH、高テストステロンで、多嚢胞性卵巣症候郡と言われました。
病院でクロミッド+HMG注とテルロンの服用をしていましたが、副作用が強く、治療を止めたいと来店。
方剤
全期:LEM3粒+桂枝茯苓丸15粒+炒り麦芽1包×2/日
月経期(量が増えてから1~3日間):松康泉 3CP×3/日
生理~低温期:参茸補血丸 1/2丸×2/日
排卵期(帯下~高温期):冠元顆粒 1包×2/日
高温期:海馬補腎丸 6丸×2/日結果
病院治療を中止し、漢方薬を服用して半年後、生理周期も35日周期とやや遅いながら一定しましたが、多嚢胞特有の排卵障害が見られました。
しかし更に半年後、基礎体温もきれいになり、生理前のイライラや胸の張りもなくなり、PMSはずいぶん改善し、先日無事妊娠の報告を戴きました。
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