妙泉堂薬局

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皮膚のトラブルはまず解毒から!漢方解毒療法とは

皮膚のトラブルはまず解毒から!漢方解毒療法とは

アレルギー

ニキビ・イボ 尋常性乾癬 掌蹠膿疱症 白ナマズ アトピー 慢性湿疹

基本は体の中を掃除することから

体には尿や便、汗、涙、呼吸などと一緒に毒素を排泄する機能が備わっています。
しかし、私たちの身の回りは環境ホルモンや農薬、ウィルス、脂肪分の多い食事、添加物であふれており、体内で処理できる以上の毒が入り込んできます。 アトピーや多くの皮膚病の場合は、これにアレルゲンが加わるため、更に体毒は増えてくることになります。
処理できない毒が体に溜まると、不調を引き起こし、排泄する力が弱くなり、ますます毒が体に溜まるという悪循環に陥ります。
そしてどんどん難治性の皮膚病やアトピーに変わっていきます。
汚れて詰まっているところにいいものをいくら入れても効果はありません。
それどころか、ますます流れを詰まらせてしまいます。
ゴミで流れがせき止められている川に、昔ながらの生態系を取り戻そうとメダカを放流したところでメダカは生きられず、死んで腐ったメダカは余計に川を汚してしまいます。

まず川そのものをきれいにして流れを取り戻すことが先決です。
私たちの体についても同じ事がいえます。
体を解毒して詰まっている流れを通じさせなければ、せっかくの栄養素や漢方薬もその力を発揮することができません。
東洋医学では解毒を特に重視しています。
ですから漢方薬に配合されている生薬には解毒する働きのものがたくさんあります。
例えば代表的な解毒作用を持つ生薬にタンポポ(蒲公英)やハトムギ(ヨクイニン)、ドクダミ(ジュウヤク)、冬瓜(冬瓜子)などがあります。

この解毒療法にはポイントがいくつかあります。

第一に解毒をする臓器である肝臓の働きを高めることです。

第二に血流を改善することです。
血流が悪いと栄養や生薬成分が行き渡らないだけでなく、老廃物の運搬にも支障が出ます。また、解毒の臓器である肝臓と腎臓には毛細血管が多くありますので、細かい血管が詰まってしまうと、これらの臓器は十分な働きができません。

第三に便・尿を出す力を活性化すること。

第四に腸の働きを高めることです。
尿や便によって体の毒は排泄されます。尿や便がうまく出ないと、体の中にいつまでも老廃物が溜まったままになってしまいます。

第五にウィルスや細菌、カビ類の皮膚での増殖をブロックすることです。
体に悪いものは極力入れない、入ってしまったものはなるべく速やかに排出することを心がけましょう。

そして何より大切なことは、解毒療法に使う漢方薬、生薬の選び方です。東洋医学の基本は体質医学です。
ですから解毒療法に使う漢方薬も一人一人体質によって変わります。
ですからその人一人一人の体質をしっかりと見極めた上で、体質にあった解毒漢方を使うことが非常に重要で、体質に合わない漢方薬を長く使い続けていると、副作用さえ起こる可能性もあるといえます。

体質の判定については、当店にご相談下さい。必ずあなたの体質に最適の漢方薬をお勧めできると思います。

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