症例報告20 34才 高プロラクチン血症
自然妊娠
結婚して4年目のご夫婦。2年前から婦人科に通院を始めて、卵胞の発育を確認してタイミング法を1年間、自然周期での人工授精を2回実施後、当店に来店されました。
詳しく問診をしたところ、生理周期が28~40日と不安定で、基礎体温も低温期で36.5~36.9゚、高温期で36.6~37.3゚と全体的に高体温でバラバラ、低温期と高温期がはっきりせず、排卵後の体温の上昇もだらだらと上昇。生理前に強く胸が張ってイライラ感が強く、また生理が来るのかと強い鬱感におそわれるとのこと。不妊ストレスによる高プロラクチンと考えて、疎肝解鬱薬(ストレスを緩和してリラックスさせる漢方薬)と理気活血薬(メンタルを安定させて血流を良くする漢方薬)、プロラクチンの低下作用のある炒り麦芽をお勧めしました。漢方薬を服用して4ヶ月後、自然妊娠され、妊娠後も流産予防の漢方薬を継続していただき、無事男児ご出産のご報告をいただきました。
服用していただいた漢方薬、自然薬、食品
漢方薬:逍遥散 血府逐於丸 炒り麦芽エキス