症例報告8 31才 子宮内膜症 自然妊娠
自然妊娠
結婚して4年目のご夫婦。結婚前から慢性の片頭痛、天気頭痛(雨天時や台風が近づいてくると片頭痛を起こす)のご相談で、当店の漢方薬を服用していました。結婚して2年目に自然妊娠されましたが、7週で流産。次の妊娠と流産予防として再度ご相談いただきました。
稽留流産であったため、次の妊娠の準備のため、稽留している胎嚢と胎芽のしっかりとした排泄を促すための漢方薬をしばらく服用していただき、流産による出血の止血、排泄をしっかり確認したのち、妊娠の準備のための漢方薬を服用していただきました。現状を問診したところ、以前、病院で検査したとき、子宮内膜症といわれていたこと(内膜症の詳細は不明)、生理周期が24~26日と早いこと、生理痛がひどく塊もかなり混じること、貧血、低体温、強い冷え性、などの主症状と、舌と脈の状態から、血虚、於血(おけつ)型の体質と判断しました。補血(貧血の改善)、活血(血流、特に腹腔内の末梢血の血流を改善する働きの漢方薬)、内膜症のような慢性の子宮内炎症があると子宮内の善玉菌のバランス(子宮内フローラ)が悪くなるため、子宮内フローラを整える善玉菌製剤を服用していただきました。
漢方薬を8か月間服用後、自然妊娠され、流産予防の漢方薬に切り換えて、無事女児ご出産のご報告をいただきました。
服用していただいた漢方薬、自然薬、食品
弓帰調血飲第一加減 当帰芍薬散
ヘム鉄を含む食品(ディアナチュラ) 松節エキス製剤(松康泉)
枯草菌、酪酸菌、ラクトフェリン、乳酸菌を含む善玉菌製剤