妙泉堂薬局

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症例報告2 32才 子宮内膜症  体外受精

体外受精

結婚して4年目のご夫婦。結婚の前から生理痛で悩まされていて、生理が始まると下腹部痛で動けなくなり、鎮痛剤もあまり効かなかったとのこと。病院で検査したところ子宮内膜症(腺筋症)と診断されて、生理を停止させる治療を半年間実施しました。その後生理痛は少し楽になり、しばらくしてから結婚しました。結婚してすぐに妊活を始めて、タイミング法、人工授精、体外受精とステップアップしました。体外受精で2回目と5回目の移植で妊娠しましたが、いずれも初期流産となりました。病院で子宮腺筋症のある人は流産しやすいと聞き、漢方薬で何とかならないかと来店されました。
詳しく問診したところ、かなり貧血が強く、めまい、立ちくらみも頻繁で、つらいとのこと。生理周期は病院のホルモン剤を服用しないと24~26日と短い、生理痛は強くはないが、じくじくと10日間くらい続く。冷え性というより少し微熱感を感じ、寝汗もかきやすい。基礎体温は全体的にやや高めで、低温期と高温期がはっきりしないなどの特徴がありました。血流を改善して、血液の塊(於血塊)を溶解する活血破血薬と、少し体を冷ましながら(炎症を取りながら)卵巣機能の回復を図る補腎薬を約半年間服用していただきました(病院はしばらくお休みいただきました)。生理周期が28~30日、基礎体温も安定してきたので再度体外受精(採卵・移植)を実施。初回の移植で妊娠。流産予防の漢方薬を継続していただき、無事女児ご出産の報告をいただきました。

服用していただいた漢方薬、自然薬、食品
採卵までの準備期間:連殊飲 知柏地黄丸
採卵周期:タンポポ茶ショウキT-1
移植時 :当帰芍薬散 冠心逐於丹
枯草菌、酪酸菌、ラクトフェリン、乳酸菌を含む善玉菌製剤
(流産予防も同じ)

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