症例報告19 24才 多嚢胞性卵巣症候群
自然妊娠
結婚して2年目のご夫婦。初潮の時から生理周期が35~45日と長く、1年間タイミング法を実施しましたが妊娠に至らず、病院へ。エコー検査で複数の卵胞が確認され、多嚢胞性卵巣と診断されました。病院では排卵誘発剤を勧められましたが、ご夫婦ともに服用に抵抗感があって、何とか自然妊娠したいと来店されました。
詳しく問診をしたところ、生理周期が直近では40~60日と長くなってきていて、多嚢胞の程度が強くなっている可能性がありました。また肩こりと生理痛が強く、排卵日付近の下腹部痛(排卵痛)もありました。そこで多嚢胞の治療として温陽活血薬(お腹を温めながら血流を良くする漢方薬)、化痰薬(卵巣に溜まった水毒を排泄する漢方薬)、7日に1回しか排便できない強い便秘があったので通便作用と腸内環境を整える漢方薬をお勧めしました。漢方薬を服用して2ヶ月後、自然妊娠され、妊娠後も流産予防の漢方薬を継続していただき、無事男児ご出産のご報告をいただきました。
服用していただいた漢方薬、自然薬、食品
漢方薬:当帰芍薬散 シベリア霊芝 乾坤(便秘薬)
枯草菌、酪酸菌、乳酸菌を含む善玉菌製剤