症例報告16 32才 多発性筋腫 着床障害
体外受精
結婚して4年目のご夫婦。結婚前から生理痛と生理の量が多くて、不正出血もたびたびでした。婦人科で検査したところ、0.5㎝~1㎝大の筋腫が20個以上ある多発性筋腫で、珍しいと言われました。筋腫が小さすぎて数も多いため、摘出は困難で経過観察となり、結婚後は赤ちゃんが欲しくてタイミング法を2年間、人工授精を6回、体外受精の採卵を2回、移植を5回実施しましたが、妊娠に至らず、病院では多発性筋腫による着床障害ではないかと言われて来店されました。詳しく問診をした後、多発性筋腫の治療を中心にして内膜の質を上げるために、温陽活血薬(体を温めて血流を改善する漢方薬)、破血薬(体内に出来た細胞の塊を壊して吸収する漢方薬)、補血薬(貧血を改善する漢方薬)をお勧めしました。漢方薬を服用して6ヶ月後、残っていた凍結卵を移植して妊娠され、妊娠後も流産予防の漢方薬を継続していただき、無事女児ご出産のご報告をいただきました。
服用していただいた漢方薬、自然薬、食品
婦宝当帰膠 芎帰膠艾湯 田七人参
枯草菌、酪酸菌、乳酸菌を含む善玉菌製剤