症例報告10 35才 体外受精 移植できる受精卵が育たない
体外受精
結婚して3年目のご夫婦。年齢のこともあってすぐに病院治療を始めました。体外受精で採卵を3回実施しましたが、胚盤胞まで育たず、移植ができないと来店。詳しく問診したところ、生理周期が35~40日、基礎体温も全体的に低体温で、肩こり、片頭痛があり手足末端の冷えも強いとのことで、体を温めながら血流を改善する漢方薬(温陽活血薬)と年齢による卵子の質の低下を考えて、子宮、卵巣の若返りを図る漢方薬(補腎薬)を5か月間服用していただき、再度採卵していただきました。その結果、胚盤胞が3個、分割胚が3個凍結でき、移植用の漢方薬(温陽活血+子宮内の乳酸菌環境を整える漢方薬)に切り替えました。
採卵後すぐに移植を勧められましたが、生理周期が正常化することと、体温が少しでも上がってからの移植をお勧めして、採卵から4か月後、準備が整ったとして、胚盤胞凍結卵の移植を実施。妊娠が確認され、妊娠後も流産予防の漢方薬を継続していただき、無事女児ご出産のご報告をいただきました。
服用していただいた漢方薬、自然薬、食品
採卵前:婦宝当帰膠 天好(鹿茸+人参)
採卵時:タンポポ茶ショウキT-1premiumを追加
移植時:当帰芍薬散 冠心逐於丹
枯草菌、酪酸菌、ラクトフェリン、乳酸菌を含む善玉菌製剤