妙泉堂薬局

  • 要予約
  • ご来店の際はご予約をお願いします。

058-274-6063

営業時間 午前9時~午後7時
定休日 月曜、火曜、第1・3日曜

お問合せはこちら

春の訪れと腰痛

痛みの漢方薬

春になると暖かい日が多くなり、体を動かす機会も多くなります。しかし、冬の間に固まっていた体で急に活動するためか、怪我をされる方も多くおられます。中でも注意していただきたいのが「腰痛」です。
日本国内で腰痛の方は、日本整形外科学会の調査によると約3000万人いると推計されています。また厚生労働省の国民生活基礎調査(2016年)では、腰痛の有訴者率は男性で1位、女性で2位と大変高く、高齢になるほどその割合が増加します。また、再発率も高く、「また痛みが出るのでは」という不安のために積極的に運動や外出ができす、生活の質が低下する原因になっています。
さらに、病院の外来を受診する腰痛患者の約85%は、原因の特定ができない腰痛(非特異的腰痛)と診断されているともいわれており、漢方薬や鍼灸などの治療を求める方も多くおられます。
漢方では、痛みが起こる原因は「不通即痛:通ぜざればすなわち痛む」、「不栄即痛:栄えざればすなわち痛む」と考えます。そのため気血の流れを改善したり、温めたりする漢方薬が用いられます。とくに繰り返す場合には、内的な要因を考慮して補う漢方薬もよく用いられます。
今回は「腰痛」に対する漢方薬をご紹介いたします。・

☆鎮痙・鎮痛の基本薬
・急な痛み全般に「芍薬甘草湯
※甘草の配合量が多いため、頓服でのご服用をおすすめしております。

☆急な腰痛
冷えて筋肉がこわばっている状態で、無理な姿勢をとった場合に起こりやすい。
・腰痛の代表薬「疎経活血湯
(ぎっくり腰には「治打撲一方」の併用がおすすめです)
・胃腸が弱い場合は「五積散」、「桂枝加苓朮附湯」など
・打撲などの怪我による腰の痛みに「治打撲一方」、「通導散」「桃核承気湯」など

☆治りにくい、繰り返す腰痛
「腰がだるい」「寝ても回復しない」。これらの症状は体の内側から改善することが重要です。
・年齢からくる症状、足腰の衰えに「独活寄生丸」、「八味地黄丸」、「牛車腎気丸」など
・寒冷刺激に弱い方に「当帰四逆加呉茱萸生姜湯」、「桂枝加苓朮附湯」など
・産後、更年期症状を伴う腰痛に「弓帰調血飲第一加減」、「婦宝当帰膠」など

ページの先頭へ