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漢方薬とガン治療

漢方薬とガン治療

ガン

漢方薬・自然薬でガンとどう戦うか!?

そもそもガンとは一体何なのか!?
ガンの事をもっとよく知りたい方はこちらのページをご覧下さい。

1.免疫増強作用に優れた 茸製剤

自然薬による免疫療法の主流となる茸製剤。さまざまな種類があるが、いずれも主成分は高分子多糖体であるβ-1,3、-1,6グルカンで、免疫力増強作用に優れている。

ガン細胞は本来体にとっては異物である。健全な免疫力が発揮されていればその過度な増殖は抑制されるはずである。茸製剤はこの免疫力、特にガン細胞の殺傷能力に優れたNK細胞の活性を高めることによって、ガン細胞を抑制すると考えられている。

また、茸製剤の良品は多量のβ-グルカンが含むが、継続的に使用することによって、NK細胞の劣化が認められるという。
これを免疫疲労又は免疫疲弊という。

したがって、長期間にわたって茸製剤を使用する場合、この免疫疲労を防止し、茸製剤の免疫増強作用を維持させる作用を持つ自然薬との併用が望ましい。

  • 代表的なキノコ
    冬虫夏草・アガリスク・メシマコブ・霊芝・ヤマブシダケ・マイタケ・カワラタケ・チャガ・タモギダケ・紅豆杉など
  • 継続刺激による免疫疲労を回復する
    カボチャ種子・オオバコ種子・スイカズラ花・ベニバナなど
    プラセンタ(紫河車)・朝鮮人参・十全大補湯など
2.テロメラーゼ活性を抑えて細胞分裂にブレーキをかける 霊芝胞子製剤

ヒトの染色体末端にある「TTAGGA」という塩基配列の繰り返し構造で、染色体を保護するカバーとしての働きを持つものをテロメアという。

通常は細胞分裂のたびにテロメアの反復配列が短くなり、限界まで短縮すると分裂停止のシグナルが出て、細胞は増殖を停止し、寿命がつきる。しかし、ガン細胞はこのテロメアを修復するテロメラーゼという酵素活性を持つため、無限に増殖する。

霊芝胞子の有効成分はこのテロメラーゼ活性を破壊し、ガン細胞の細胞分裂を停止させる。また、放射線・化学治療に対して耐性を持ってしまったガン細胞に投与すると耐性が無くなる。つまり、ガン細胞に対する殺傷力が復元される。

  • 代表的な生薬
    霊芝胞子・紅豆杉
3.ガンの細胞の増殖を抑える 血管新生阻害剤

ガン細胞は自らの細胞に栄養分を送り込むための独自の血管「新生血管」を作ることによって増殖する。
この新生血管の造成を阻害することができれば、ガン細胞は「兵糧攻め」にあい、増殖が停止、または死滅する。

代表的なものとしては、サメ脂質やサメ軟骨の「コンドロイチン」、大豆の「イソフラボン」などが挙げられるが、これらの成分が血管新生阻止作用を持っている。

  • 代表的な成分
    海藻脂質(フコキサンチン)・サメ脂質・サメ軟骨・大豆イソフラボン
4.活性酸素を中和する 抗酸化剤

抗酸化剤は、ガン発症の大きな要因として注目されている活性酸素を抑える働きを持つ自然薬だ。
活性酸素は、酸素分子を構成する電子の一つが遊離した状態のもので、遺伝子を傷つけることによってガンを誘発する。

この活性酸素を「中和」するのがSOD活性物質で、活性酸素が失った電子を補給することで無毒化する。
こうしたものを抗酸化剤と一般に呼んでいる。

特に、放射線治療や抗ガン剤治療を行うと活性酸素が増加し、それが副作用を生む一因となるが、抗酸化剤を補給することで、副作用をかなり軽減することができる。

  • 代表的な成分
    イチョウ葉エキス・ビタミンEC・ベータカロテン・リコペン・紅豆杉など
5.ガン細胞をアポトーシス(細胞自殺)誘導して細胞分裂を停止させる
海藻脂質(フコキサンチン)・褐藻抽出物(アスコフィラム)・紅豆杉

細胞には「必要なときに分裂し、必要なだけ増えると分裂を停止する」といった細胞周期があります。細胞が円滑に活動するには、こうした正しい細胞周期が不可欠です。たとえば、成長したり、傷を治すためには急ピッチな細胞分裂が必要です。しかし、胃や肝臓などの完成した臓器を一定の大きさに保つためには、細胞分裂をある程度停止させておかなければなりません。正常な細胞はさまざまな分子信号によって、自分が分裂すべきか、分裂を止めるべきかを判断しています。

正常細胞の細胞周期は、DNAの複製を準備するG1期、DNAの複製が行われるS期、分裂に備えて細胞質が大きくなるG2期、核と細胞が二つに分裂するM期からなります。M期は約1時間で、全細胞周期のほんの一部分にすぎません。分裂を終えて分化した細胞はG0期(分裂が停止した状態)に入り、必要が生じない限り分裂を停止します。

ガン細胞では、分裂を抑制する信号が壊れるか、無視されているかして働かない状態になっています。さらに、異常なほど分裂を早める信号が出され続けています。その結果、細胞はG0期に入ることなく「G1→S→G2→M→G1→S→G2→M→」のように、分裂サイクルを続けるようになります。

この細胞サイクルをG0期に導いて細胞分裂を停止させ、G0期からアポトーシス(細胞自殺)に誘導するのがフコキサンチンやアスコフィラムなどの海草類の抽出物です。 また、フコキサンチンはアポトーシスの際に働くカスパーゼという酵素を活性化して、直接的にアポトーシスを誘導します。

6.ガン幹細胞と自然薬
紅豆杉(こうとうすぎ タキシス)

ガン幹細胞

がん幹細胞(がんかんさいぼう、英: cancer stem cells)は、がん細胞のうち幹細胞の性質をもった細胞です。体内のすべての臓器や組織は、臓器・組織ごとにそれぞれの元となる細胞が分裂してつくられます。この元となる細胞(幹細胞)は、分裂して自分と同じ細胞を作り出すことができ(自己複製能)、またいろいろな細胞に分化できる(多分化能)という2つの重要な性質を持ち、この性質により傷ついた組織を修復したり、成長期に組織を大きくしたりできます。がんにおいても、幹細胞の性質をもったごく少数のがん細胞(がん幹細胞)を起源としてがんが発生するのではないかという仮説があり、これをがん幹細胞仮説といいます。
がん細胞は、正常な体細胞と比較すると、高い増殖力、細胞の不死化(細胞分裂の回数に制限がない)、周辺組織への浸潤や体内の離れた部位への転移、という3つの大きな特徴を持っています。しかし、がん組織を構成しているがん細胞のすべてが、これらの特徴を兼ね備えているわけではなく、実際にこれらの特徴を併せ持ち、ヒトや動物にがんを生じさせたり、進行させる能力(造腫瘍能)があるものは、全体のごく一部です。これらの一部のがん細胞は、自らと全く同じ細胞を作り出す「自己複製能」と、多種類の細胞に分化しうる「多分化能」という、胚性幹細胞や体性幹細胞などの幹細胞(例えば受精卵)に共通して見られる2つの特徴を持ち、がん組織中で自己複製により自分と同じ細胞を維持しながら、分化によって周辺の大多数のがん細胞を生み出すもとになっていると考えられています。これらの一部のがん細胞を「がん幹細胞」と呼び、がんがこの幹細胞様の細胞から発生・進行するという仮説(がん幹細胞仮説)が提唱されている。
さらに、がん幹細胞は抗がん剤や放射線への抵抗性を有しているため治療の際に残存しやすく、再発・転移の原因となっていると考えられています。したがって、がん幹細胞を標的とした治療法を確立することで再発、転移のリスクの少ないがん治療へとつながることが期待されます。そのためには、がん幹細胞の性状を理解することが重要であるが、その存在比率が低く、また現在のところがん幹細胞のみを分離する方法がないため、がん幹細胞の性状解析は非常に困難です。現在では、正常組織幹細胞の濃縮、分離方法を応用してがん幹細胞研究が進められており、白血病幹細胞の研究においては、がん幹細胞を標的とした治療法の探索・マウスモデルでの治療の段階まで研究が進んでいます。

自然界のもので上記1~5のほとんどの作用を持ち、このガン幹細胞にも有効と考えられているのが紅豆杉(こうとうすぎ タキシス 白豆杉ともいいます)です。抗ガン剤として有名なタキソールの研究の元となった生薬です。紅豆杉の成分にはタキソール類似の成分は勿論、多種にわたる抗ガン成分が見つかっていて、ガン幹細胞をターゲットにした自然薬として大変注目されています。
特に転移ガンのように、抗ガン剤耐性や転移性を獲得したガンにはファーストチョイスとなります。

「がん」と診断されたあなたに、妙泉堂薬局から伝えたいこと

「〇〇でガンが消えてなくなった!」
「〇〇て転移したガンを克服した!」
そんなセンセーショナルな書籍や広告を、新聞やメディア、インターネットで目にした方も多いかと思います。日本のマスメディアや出版ジャーナリズムは世界屈指の誠実さだと評判ですし、おそらく間違いではないのでしょう。こうしたものでガンを克服した人は現実にたくさんいると思います。
しかし、よく考えてみてください。ガンの発生や進行の原因は、とても複雑なのです。たとえば、胃ガンにしても肺ガンにしても、人それぞれにタイプが違います。患者の体質も違えば、発病までの生活習慣もさまざまです。とくに現代のガン患者の多くは西洋医学の治療を施されていることによって、体にさまざまな異常や変化を招いており、病体は複雑化しています。そういったいろいろなガンの状態に対し、たったひとつの製品(漢方薬、健康食品など)があたかも特効薬のごとく効くはずがありません。
ガンは悪性の腫瘍です。からだの中で増殖し、転移し、栄養分を奪ったり、毒素を放出したりして、やがては人体を死に至らしめます。いわばからだの中でガン細胞と人体の抵抗力との戦争が起こっている状態といえます。闘いにはさまざまな局面があります。相手の戦力や戦地の構造によってミサイルを使用する場合もあるでしょうし、マシンガンが有効な場合もあるでしょう。僻地での戦闘の場合にはナイフや竹槍が効果を上げるかもしれません。長期戦になれば食糧供給も重要な問題です。
ガンとの闘いは、まさにこれと同じなのです。単品の製剤を服用するだけで「ガンが治療できる」という理屈は、「どんな戦争でもひとつの武器だけで戦って勝った」というのと同じです。ガンは現代戦争と同じくらい複雑怪奇な病気なのです。
したがって、西洋薬、漢方薬、健康食品のすべてを動員して、状況に応じて適切に使い分ける総合的な戦略が必要となります。
ガン治療と向き合うには、まずそのことをしっかりと理解することが大事になります。

ガンの中医学治療

ガンは発生、発展のプロセスが非常に複雑で、進行の度合いによって多くのタイプに分けられます。
西洋医学では手術療法、放射線療法、化学療法によって治療を行っていますが、これらの治療法は悪性腫瘍を取り除いたり、縮小させることに主眼を置いたもので、全面的な治療とは言えません。
治療に当たっては、いろいろな因子を考える必要があります。たとえば、同じ胃ガンと診断された患者でも、発ガン因子や体質の違いにより、さまざまなタイプに分かれます。
遺伝や加齢が原因でガンになる人がいる一方で、菌やウィルスの感染が原因で発ガンする人もいます。さらに、飲食の不摂生やストレスが原因になる場合もあります。原因の違いにより、治療法は自ずと違ってきます。
さらに、ガンが発見される時期による違いがあります。早期の微少ガンの段階で見つけられることがありますが、腫瘍が巨大で全身への転移が発生する末期ガンの段階で見つかることもあります。この違いによって、根本治療か、対症療法か、治療方法は違ってきます。
たとえば、治癒の可能性の高い早期ガンの場合、多少からだに損傷を与えるとしても、腫瘤を抑制することを主眼として「以毒攻毒(毒をもって毒を制する)」の治療法を用います。しかし、根治が難しい末期のガン患者に対しては、無理に腫瘤を抑制する治療法は取りません。代わりに、患者の生活の質を改善したり、痛み、苦しみのない生存期間を延長したりすることに留意すべきです。
治療の過程で、腫瘤の破壊力とからだの抵抗力の間で症状が揺れ動き、患者のからだにはさまざまな変化が起こります。病状は軽い状態から重い状態に進行していくことがありますが、逆のこともあります。このような病気の発展、変化に応じて、治療の方法は変えていかなければなりません。また、からだとともに心の問題も重要です。
「ガンになった」
「手術が怖い」
「本当に治るだろうか」
このような心理状態は治療を妨害し、ガンの進行を促進します。
日本の現状では、ガン患者のほとんどは西洋医学の治療を受けているので、この影響も考える必要があります。
西洋医学のガン治療の中心は手術療法、放射線療法と化学療法ですが、これらの治療は「両刃の剣」とも言えます。もしガンの治療を戦争にたとえると、ガンという敵にミサイルや大砲を撃ち込むようなものですから、敵を攻撃するとは言っても、その周辺も破壊されてしまいます。つまり、ガン細胞を抑制する一方で、正常な細胞を損傷したり、免疫機能や体力そのものを低下させることになります。
さらに放射線療法、化学療法における投与量が充分でない場合、逆にガンの進行を加速させたり、手術中にガン細胞が脱落して転移や再発が起こることも少なくありません。このような因子により、病気はますます複雑になるので、画一的な治療法では対処できなくなります。
一人一人の患者の病状や体質、ガンの段階などを見極め、最も適切な治療方法で対処する「個の治療」は、中医学で最も重視するところです。

このような中医学を基本とした漢方治療についてもっと具体的に知りたいという方は、しっかりとした「個の治療」のできる妙泉堂薬局にご相談ください。

 

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