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喉のつまり

喉のつまり

その他の病気と漢方薬

喉のつまり

食事をする時、唾を飲みこむ時、何だか喉が詰まるような感じがする、喉に常に異物感、つかえる感じがある。そんな時は、もしかしたら病気のサインかもしれません。
なぜなら、何かしらの病気で、食道や気道が狭窄(せまくなること)してしまうと、このような違和感・異物感を感じるようになるからです。
そこで、今回は「喉が詰まる感じ・異物感がする時に考えられる原因と病気11種」
について説明していきましょう。
原因① ストレス

精神的なストレスは全身の血管を収縮させます。
実は「喉」には、分泌腺、扁桃腺、甲状腺など、重要な組織がたくさんあります。
そのため喉で血流障害を起こすと、機能不全をきたし、喉が詰まったかのような違和感を感じることがあります。
対応する漢方薬:血府逐瘀丸(けっぷちくおがん)

原因② 感染症(かんせんしょう)

風邪やインフルエンザ、おたふく風邪、歯周病、虫歯などは、口腔(口の中)、咽頭部(喉の一部)、喉頭部(喉の一部)にかけての炎症を引き起こします。炎症部は感染が治るまでは赤く腫れあがるため、喉が詰まったような違和感や、痛みを覚えるようになります。
対応する漢方薬:天津感冒片(てんしんかんぼうへん)

原因③ 喘息(ぜんそく)

アレルギー性の代表的な病気です。アレルゲンが体内に侵入してくると呼吸器に発作が起こり、気管支内に炎症が起こります。その結果、気管支が狭窄(せばまること)してしまうため、呼吸困難、激しい咳、喀痰喀出(痰がでる)などの症状が起こります。
特に「咳喘息」と呼ばれるタイプは、発作時に強い胸痛があり、喉が詰まったような違和感も強くなることがあります
対応する漢方薬:柴朴湯(さいぼくとう)

原因④ 花粉症

花粉症も代表的なアレルギー疾患です。鼻や目の症状の他、喉の痛みや喉の違和感を覚えことがあります。
対応する漢方薬:小青竜湯加桔梗石膏(しょうせいりゅうとうかききょうせっこう)

原因⑤ 呑気症(どんきしょう)

呑気症(どんきしょう)とは、大量の空気を飲み込んでしまい、胃に空気がたまりゲップやオナラを多発する病気です。呑気症では、一時的に喉や食道に空気が溜まると、喉が詰まったかのような違和感や異物感があります。
対応する漢方薬:半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)

原因⑥ 逆流性食道炎(ぎゃくりゅうせいしょくどうえん)

胃で消化されるはずの食物が、食道側に逆流してくる(戻ってくる)病気です。呑酸(酸っぱいものが込み上げてくるような感じ)や胸焼けがして、喉が詰まるような感じや息苦しさを覚えるようになります。
対応する漢方薬:茯苓飲合半夏厚朴湯(ぶくりょういんごうはんげこうぼくとう)

原因⑦ ヒステリー球

ヒステリー球とは、別名 “梅核気”、“感覚球” などとも呼ばれますが、特段喉に異常が見られないにも関わらず、喉の詰まり感、喉の異物感を生じる病気です。
ヒステリー球では「自律神経の乱れ」が最大の原因と考えられており、喉の筋肉が収縮し、狭窄感が強まるため、上記のような症状が起こると考えられています。
対応する漢方薬:半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)

原因⑧ 甲状腺(こうじょうせん)関連の病気

甲状腺は、喉の両側にあるリンパ系組織です。
甲状腺は、内分泌系ホルモンを分泌する重要な臓器ですが、バセドウ氏病、橋本病、甲状腺がん、甲状腺腫瘍などで甲状腺に異常が起こった場合、甲状腺が腫れて喉を圧迫し、詰まる感じや食事が喉を通りにくいという違和感を感じる事があります。
対応する漢方薬:小柴胡湯加桔梗石膏(しょうさいことうかききょうせっこう)

原因⑨ 更年期障害(こうねんきしょうがい)

更年期障害とは、加齢によって性ホルモンの量が減り、ホルモンバランスが崩れることで全身に不調をきたす病気です。性ホルモンをコントロールしている甲状腺も機能亢進(過剰に働いてしまうこと)、機能不全(機能しなくなること)を起こして腫れてしまうため、喉が詰まりを感じることがあります。
対応する漢方薬:加味逍遥散(かみしょうようさん)

原因⑩ 心臓病(しんぞうびょう)

心臓病のうち、狭心症、心筋梗塞といった ”虚血性(きょけつせい)心疾患” と呼ばれる病気では、冠動脈(心臓に血液を供給するための血管)が狭窄を起こし、発作時には激しい胸痛を覚えます。その前兆症状として、胸のつかえ、喉が詰まる感じを覚える場合があります。また、貧血でも心臓への血流障害で、同様の自覚症状を感じることがあります。
対応する漢方薬:冠元顆粒(かんげんかりゅう)

原因⑪ 喉にできた腫瘍(しゅよう)

喉に出来る腫瘍性の疾患、咽頭がん、喉頭がん、咽頭ポリープ、甲状腺がん、扁桃がんなども、喉が詰まる感じがする原因として挙げられます。腫瘍が大きく広範囲に広がると、喉の内側を狭窄させるため、食べた物や呼気の通りを悪くさせてしまいます。
対応する漢方薬:紅豆杉(こうとうすぎ)、シベリア霊芝(れいし)

代表的な処方を紹介しましたが、その他、症状や体質に合わせてたくさんの処方がありますから、当店の漢方薬専門の薬剤師にご相談ください。
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