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解毒

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その他の病気と漢方薬

「解毒」と漢方薬

最近、「解毒」が老化防止や生活習慣病の予防に効果があるということで、大きな注目を集めています。従来の「入れる健康法」は、体に不足している栄養素や有効成分を補うことを目的とする「足し算」の健康法でした。しかし、解毒は体から余分なものを取り除く「引き算」の健康法です。
それではその解毒すべき「体毒」とは、どのようなものでしょうか。私は、体毒は大きく三つに分けることができると思います。

まず一つめは、有害物質、すなわち体内に入るとその物質自体が生体機能を傷害する物質のことです。よく知られているものとしては、強い毒性を持つPCB、建材として使われる有機溶剤やホルムアルデヒド、ガソリン中に含まれ発ガン性のあるベンゼン、内分泌攪乱物質といわれ、子宮内膜症、不妊、生殖器異常などの一因と考えられている環境ホルモンのダイオキシンなどがあります。また、カドミウム、鉛、水銀、ヒ素などは、一般に有害ミネラルといわれ、これらが体に蓄積されると様々な健康障害が引き起こされます。更に食品添加物や残留農薬なども見過ごすことはできません。一説では、家で食事する人で4、しばしば外食する人は12もの食品添加物を摂取しているともいわれています。食品添加物はその一つ一つについては安全性が確認されているものの、その複合的な作用についてはまだ確認されていません。

二つめの体毒は、体にとって過剰なものや不要なものです。最近では、体に害を及ぼす毒よりも体の流れを滞らせる毒の方が、いつの間にか私たちの健康をむしばんでいることが多くあります。たとえば三大栄養素の一つである脂肪は活動のエネルギー源であり体に不可欠な栄養素です。しかし、食べ物から取り入れた脂肪がきちんと活用されずに体内に蓄積されると、肥満や高血圧症、動脈硬化を引き起こしてしまいます。また治療のために服用している医薬品も便秘や尿が出にくくなると、老廃物として外に出すことができず、体毒となって体に溜まってしまいます。

三つ目の体毒は、目には見えないけれども体に溜まっていくストレスです。心と体はつながっており、心の不調は体の不調を引き起こします。たとえば体内のホルモンバランスの調整を司る視床下部は、ストレスの影響を受けやすく、ホルモンバランスが崩れると、体調不良から体の解毒能力も大きく低下してしまいます。
解毒のポイントはいくつかあります。第一に解毒をする臓器である肝臓、腎臓の働きを高めることです。第二に血流を改善することです。血流が悪いと栄養が行き渡らないばかりでなく、老廃物の運搬にも支障が出ます。第三に便・尿を出す力を活性化すること、第四に腸の働きを高めることです。第五に免疫力を高め、ウィルスや細菌の増殖をブロックして、体に悪いものは極力入れない、入ってしまったものは速やかに排出することを心がけましょう。
解毒に有効な漢方薬:防風通聖散 大柴胡湯 通導散 柴苓湯 荊防敗毒散など
解毒に有効な食品:タンポポ茶 ドクダミ 冬瓜 きくらげ ハトムギなど

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