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低体温症

低体温症

その他の病気と漢方薬

私たち人間は24時間寝ている間でさえ体内では様々な代謝が行われています。その代謝の際に発生する熱エネルギーによって私たちには「体温」というものがあるのです。

理想的な基礎体温は36.5℃前後とされていますが、近年、基礎体温が35℃前後しか満たない「低体温症」が急増しています。特に、10〜20代の若者の間で低体温症が増えています。その原因として考えられるのは、一年中夏型の生活をしているためだといわれています。例えば、冬でも氷入りのジュースやアイスクリームを食べたり、お風呂もシャワーだけですませたり、湯船に浸かり体を温めたとしてもお風呂上りにキンキンに冷えたビールを一気飲み、これでは一年中お腹(胃腸)を冷やしてしまい、お腹で冷やされた血液が全身へ巡り、やがては全身性の“冷え性”“低体温症”になってしまいます。

体温が1℃低下するだけで…

◆免疫力が37%低下する…
アレルギーや感染症を招きやすくなる

◆基礎代謝が12%低下する…
脂肪の燃焼がし難くなり太り易い体質になる。1日/700kcal分も消費エネルギーが低下するため、従来通りの食事を続けた場合一ヶ月で約1〜2kg体重が増加する計算に。

◆体内酵素の働きが50%まで低下する…
栄養の吸収だけでなく、体温の基になる熱エネルギーの生産力も低下するため、疲れやすく倦怠感が現れる。

◆ガン細胞やウイルスの活動が活発になる…
ガン細胞やウイルスは、体温が35℃前後の時に最も活発に活動を始め、増殖し易いことが判っています。

低体温症を改善するには、漢方薬の処方により低体温の体質改善対策ができます。
漢方では陰陽五行説に基づき、低体温の体質は、「陽」の気が不足していることが考えられます。陽の気が不足する人には、黄耆・附子・朝鮮人参・鹿茸などの漢方薬で陽気不足を改善して、体を温めながら血流やリンパの流れを良くします。鹿茸大補湯や参茸補血丸などが最適です。子供の低体温症には、黄耆建中湯や小建中湯など飲みやすい漢方薬を処方します。

食養生としては、基本的には体を温める物がよいのですが、低体温の人は総じて胃腸の弱い人が多いので、唐辛子や胡椒、わさびなどの刺激物を避けて、牛肉、鶏肉、羊肉、えび、うなぎ、ヤマイモ、きのこ類、かぼちゃ、ねぎ、ショウガ、ニンニク、シナモンなどの緩和な温性の食品を選びましょう。また、冷たい物、生もの、砂糖甘いものを避け、食材には火を通してから食べる習慣が大切です。

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