2014年9月<37才 チョコレート嚢腫 生理不順>
妊娠おめでとう報告
結婚して9年目のご夫婦。結婚当初は生理周期が28日で安定していましたが、2年前から 22~26日と周期が早くなって不安定になってきたことや、なかなか妊娠できないこともあって病院へ。不妊検査の結果、奥様は左側卵巣に3.5㎝大のチョ コレート嚢腫があり、プロラクチン値も40以上と高いといわれました。排卵誘発剤とプロラクチンを抑える薬を服用しながら半年間タイミング法でチャレンジしましたが妊娠に至らず、チョコ嚢が4㎝以上に大きくなってきたため、不安になり来店。詳しく問診した後、奥様はストレス型の血流障害(気滞血瘀)と判断して、温陽活血薬(体を温めながら血流を良くし、内膜症を改善する漢方薬)と補腎薬(卵巣機能を高める漢方薬)の併用をお奨めしました。漢方薬を服用して約13ヶ月後、体外受精を実施され一回目の採卵・移植で妊娠陽性となり、流産予防の漢方薬を続けながら順調に経過しています。