2013年7月<36才 高FSH 原因不明の不妊症>
妊娠おめでとう報告
結婚して5年目のご夫婦。病院での不妊検査の結果、卵管、ご主人の状態ともに異常はないが、ややFSH値が高い(FSH/LH=2.2)のと、子宮内膜がやや薄目であることのほかは特に異常が無く、原因不明と言われました。エコーで卵胞発育を確認しながらタイミング法を1年間実施しましたが妊娠に至らず、ステップアップ(人工授精、体外受精)を勧められ、相談に来店されました。詳しく問診したところ、強いストレス環境のために生理周期が25日から35日と不安定で、生理前のPMS(肩こり・頭痛・生理 前痛)も強いことから、ストレスによる血流傷害(肝鬱気滞血瘀)と加齢による卵巣機能の低下(腎虚)型の不妊症と判断して、冠心逐瘀丹、清香散、鹿茸大補 湯、排卵期に開気丸を服用していただきました。3ヶ月後、一度妊娠されましたが初期流産となりました。しかし授かる力ができたと喜ばれ、漢方薬を継続してその5ヶ月後、自然妊娠され、現在は流産予防の漢方薬を服用して順調に経過しています。