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6.高プロラクチン血症

6.高プロラクチン血症

不妊症

高プロラクチン血症とは、授乳をしていないにも関わらず血中の乳汁分泌ホルモン(プロラクチン:PRL)の値が高くなっている状態を指します。
プロラクチンには卵の発育を促す卵胞刺激ホルモン(FSH)や排卵を促し高温期を安定させる黄体形成ホルモン(LH)の分泌を抑制する作用があるため、卵胞期の基礎体温が不安定、排卵までの日数が遅れがちで高温期までの移行がスムーズでない(排卵障害)、高温期も不安定で期間も短くなりやすい、生理前になると胸が張って痛む、イライラしやすいなどの特徴があります。

高プロラクチン血症の場合、プロラクチンの分泌を抑える薬の投与が一般的で、薬が効いてホルモンのバランスが整い、無事妊娠するケースも多いようです。
ただこの薬の副作用で、吐き気、めまい、ふらつきなどが現れて、続けて飲めない人もいます。
また、プロラクチンの数値は正常に戻ったのに、黄体機能は改善されず、なかなか妊娠しないというケースも少なくありません。

中医学では、高プロラクチン血症も、各周期のホルモンバランスを整えることが大切と考え、下記の周期療法をメインにした治療を行い、そこにプロラクチンの分泌を抑制する「炒り麦芽」などの生薬をプラスするという方法をとります。

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