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1.内膜症・チョコレート嚢腫

1.内膜症・チョコレート嚢腫

不妊症

生理で血液と共に排泄されるはずの子宮内膜の組織が、子宮以外の部分に付着して増殖する病気です。
多量の月経血が卵管を通り、腹腔内に逆流する状況で、自己浄化機能が低下している人に発生しやすく、激しい生理痛や月経異常、性交痛、排卵痛、不妊など大きな苦痛を伴います。

また逆流した月経血が卵巣に溜まり、増殖して炎症を起こすものをチョコレート嚢腫といいます。
内膜症やチョコレート嚢腫は、ホルモン療法や手術によって治療した後も、大変再発しやすく、再発率は40~70%とも言われています。

子宮内膜症と不妊内膜症例の30~40%は不妊症を合併し、機能性不妊で腹腔鏡手術を行った例の30~60%に内膜症が認められています。
子宮内膜症の人は基礎体温が低く、基礎体温表をとってみるとジグザグ型(犬歯状)を示し、排卵日もはっきりせず、更に排卵障害LUF(未破裂黄体化卵胞)や着床障害、子宮外妊娠などを起こしやすい傾向にあります。

中医学では昔から「離経の血はお血となる」といわれ、経脈(血の通り道)外にあふれ出た血は、血のめぐりを滞らせる原因になると考えています。
内膜症は、まさにこの離経の血が増えた状態です。

陰と陽という面から見ると、子宮内膜症が子宮以外の組織、または子宮の筋肉の中に発生し、育ってしまうのは、卵胞発育期に余分な陰が成長しているということになります。
この余分な陰の成長を止めるには、陰を動かす力である陽を高めるという方法をとります。

周期療法を用いる場合には、まず陽の時期である黄体期に、「参茸補血丸(さんじょうほけつがん)」など陽を高める漢方薬を用い、月経期には「冠元顆粒(かんげんかりゅう)」、「松康泉(しょうこうせん)」などで十分に活血するのが基本になります(温陽活血)。

このように周期療法は不妊の対処法としてだけでなく、子宮内膜症の改善にも役立てることができるのが、大きなメリットです。
そして、周期療法によって陰陽のバランスが整い、妊娠することができれば、子宮内膜症の根本治療にもつながります。

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