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気象病とは?

気象病とは?

季節の病気と漢方薬

気象病とは?

天気が悪い時はなんだか眠気が取れず体がだるかったり、頭痛やめまいでふらふらしてしまうことはありませんか?
女性は貧血や低血圧の方が多く、こういった症状に悩まされることも珍しくはないのですが、血液検査や健康診断で特に異常がないと言われてもこんな症状が出るなら ”気象病(天気病)” と呼ばれる不調が原因かもしれません。
今回は、体調が天候に左右されてしまう「気象病」について原因や対処法を詳しくご紹介します!
ではまず最初に天候に左右されやすい体調の変化を列挙してみます。
なんだかだるい
身体が重い
疲れがとれない
寝ても眠たい
腰痛が出やすい
神経性の疾患が悪化しやすい(痛みが出やすい)
古傷が痛む
頭が痛い
気分が落ちる
電車で立ってるのがしんどい
乗り物酔いしやすい
食欲が落ちる
胃の調子が良くない
肩こりがひどい

一般的によく言われる症状がこれらです。すべてが科学的根拠があるわけではありませんが、天候が影響する体調不良のメカニズムに関して、「これも関係あるだろう!」と考えられているものたちです。
そして、気象病の1つに、天気が悪くなると痛みが悪化する「天気痛」があります。
天気痛の代表的な疾患は片頭痛です。片頭痛は頭痛の一種です。頭の片側だけ(両側のケースもあります)が突然ズキンズキンと脈打つような痛みがでます。天候に影響されて症状が出やすい代表は片頭痛ですが、その他にも、関節の痛みや肩が凝るなどの症状が出ている人が大勢います。
ちなみに、なにかやる気が起きない「5月病」も、同じく季節の変わり目・天候に左右される症状で、気象病の1つといえるでしょう。
気圧や気温の変化でどうして体調が悪くなるのか?そのメカニズムを見てみましょう。
①1日のうちの気温の高低差が大きい
日中は気温が上昇し暖かくて、朝晩が冷えるのは当たり前ですが、その気温差があまりにひどいと、体が気温についていけなくなります。例えば、寒いところから暖かい部屋に入ったり、体が冷えている時に暖かいものを飲食して、急に鼻水が出てきた経験はありませんか?これも急激な気温差に体がついていかなくて起こるトラブルの一つです。人間の体は急に切り替えができるほど高性能ではなく、少しずつ気温や気圧、気候の変化に対応していくしかありません。対応にかかる時間は人それぞれで、体質や体調に大きく左右されるので、季節の変わり目に風邪を引きやすい人とそうでない人がいるのです。
②気圧の変化が血管を膨張させる
気圧の変化は血圧に深く関係しています。山の上に持って行ったスナック菓子の袋が、パンパンに膨れ上がっている画像を見たことがある方は多いですよね。実は、低気圧の時は私達の体の中にある血管やリンパも、あのスナック菓子のように膨張して、血流が良くなって血圧が下がります。そう言われるとなんだか健康に良いような気がしますが、頭の中にある血管が膨張すると頭蓋骨や脳を圧迫して片頭痛を起こし、血圧が下がり過ぎるとめまいやだるさの原因になります。
③自律神経のバランスが取れなくなる
自律神経とは、集中状態を司る交感神経とリラックス状態を司る副交感神経の2つを切り替えて、内臓や血流など体の中のさまざまな働きのバランスを取っている器官です。
しかし、天気が悪く薄暗いままだと朝が来たと認識できなくて、いつまでもリラックス状態が続いて体が重く感じたり、内臓も眠ったままで動きが悪くなってしまいます。
また、気圧の変化によって血管が膨張して血圧が下がると強制的にリラックス状態になり、体に力が入らなかったり、なかなか集中できないといった症状につながります。
こういった気象病の症状は、元々の体質によるものが大きいと考えられています。
また、ストレスやホルモンバランスの乱れから自律神経がおかしくなっている時も、気圧の変化を受けやすいのが特徴です。
女性は生理周期でホルモンバランスがころころと変わるため、自律神経が影響を受けやすく、気象病の患者さんも女性の方が圧倒的に多いと言われています。

気象病で辛い時の過ごし方や対策・対処法としては、ストレスをためない、適度な運動をする、普段からよく眠る、太陽の光を浴びる、予め天気予報などで気圧がいつ変わるか調べて「この日は気圧が大きく変化するから大事な予定は避けよう」などと心の準備をしておくなどが有効です。

これら気象病に有効な漢方薬としては逍遥丸(しょうようがん)、再造散(さいぞうさん)、敬震丹(けいしんたん)、牛黄清心元(ごおうせいしんげん)などがあります。

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