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二日酔い

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二日酔い

夏はなにかとお酒を飲む機会が多い時期ですが、楽しい雰囲気についついお酒が進み、翌朝二日酔いでぐったりしてしまうことも多いですよね。今回は、二日酔いの原因や二日酔いの効果的な予防法について、詳しくご紹介します。
お酒を飲みすぎた翌日に、頭痛や吐き気、食欲不振などが起きる二日酔い。そもそも、二日酔いはなぜ起きるのでしょうか?その原因として考えられているのが、『アセトアルデヒド』という物質です。
体内に吸収されたお酒(アルコール)は肝臓で分解され、まず『アセトアルデヒド』という物質を生みます。通常アセトアルデヒドはさらに酢酸へと分解され、最終的には二酸化炭素や水となって体外へと排出されますが、アルコールを大量摂取すると、分解しきれなかったアセトアルデヒドが身体の中に残ってしまう場合があります。
アセトアルデヒドには独特のにおいと強い毒性があり、血液中のアセトアルデヒドの濃度が高まると、頭痛や発汗、吐き気といった身体の不調を引き起こすのです。ちなみに『お酒に強い人・弱い人』がいるのは、このアセトアルデヒドを分解する酵素のはたらき具合に、個人差があるためです。
では、お酒をどの程度飲むと二日酔いになってしまうのでしょうか?
実は、飲んだ人の体重と、飲み始めから翌朝までの時間、飲んだお酒のアルコール度数がわかれば、二日酔いしない飲酒量の上限を計算式で算出できるという説があります。その計算式がこちら。
『ml=12×体重(kg)×飲み始めから翌朝までの時間/(アルコール度数×0.8)』
例えば、体重50kgの人が、午後7時からビール(アルコール度数5%)を飲んで、翌朝7時に起きた場合で考えてみましょう。上の式に当てはめると、
『12×50kg×12時間/(5×0.8)=1800ml』
になります。つまり、居酒屋の中ジョッキであれば、4杯ほどが上限の目安になるというわけ。飲む前に計算しておけば、二日酔いを未然に防ぐことができるかもしれませんね。
ただし、お酒に強い弱いは、個人差があるもの。その日の体調や食事内容などによってもアルコールの分解能力は変わるので、酔いが回ってきたなと思ったら、お酒を控えるようにしましょう。
最後に、二日酔い予防のためのポイントをご紹介します。
まずは、お酒を飲む際は、水やソフトドリンクといったアルコールが含まれていない飲みものも一緒にとること。これによって、脱水症状によるアセトアルデヒドの血中濃度の上昇や、排泄物の水分不足によるお通じの滞りを予防できます。お酒を飲んだ後の睡眠時も、いつもより多く水分が失われるので、眠る前に水分を多めに補給しておきましょう。
また、悪酔いや二日酔いを防ぐには、少しでもアルコールの吸収を遅くして、ゆっくりと分解させることが重要。そのためには、飲酒前の空腹を避けましょう。
お酒を飲み始める前には、脂肪分を多く含むバター類、チーズなどを先に食べておけば、肝臓での吸収に長い時間がかかるため、その分アルコールがすぐに吸収されづらくなるといわれています。オイル入りのドレッシングをたっぷりかけたサラダを食べるのもよいでしょう。ただしこれらはお酒を飲んだ後に食べると、脂肪分が分解されにくく、消化不良を起こしてお通じをゆるくするもとにもなるので、必ず食前に食べることが大事です。
二日酔いの予防、症状の緩和によい漢方薬としては、茵ちん五苓散(いんちんごれいさん)、黄連解毒湯合五苓散(おうれんげどくとうごうごれいさん)、半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)、熊参丸(ゆうじんがん)などを飲む前と飲んだ後に服用しておくと、二日酔いになりにくく、症状も軽く済みます。
翌朝になってつらい思いをしないためにも、しっかりと二日酔い予防をして、お酒を楽しみましょう。

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